無料ライヴ配信

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コロナ禍で、なかなかライブが出来ない中、自宅で無料ライブ配信しましたので、お楽しみください!

 

2020.8.30 Sun. "ぬかるみ天国3&キムガンホ"

https://www.facebook.com/swampasakichi/videos/299558761137827

 

2020.8.9 Sun. "ぬかるみ天国3" (2nd. stage:オリジナル)

https://www.facebook.com/swampasakichi/videos/3080870415281465

 

2020.8.9 Sun. "ぬかるみ天国3" (1st. stage:洋楽カバー)

https://www.facebook.com/swampasakichi/videos/821051288704956

引き算の美学

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「新しい生活様式」という事で、自粛も解除され、そろそろライブ活動も再開出来そうな状況になってきた。自粛期間中から、"COVID-19の副産物"として、料理を作ることに目覚めた。もうひとつの副産物は、酒の量が増えたという事だが。

YouTubeの動画レシピを色々観ていると、自分の今までの経験論で紹介するものが多く、僕のような全くの初心者で理屈っぽい人間にとっては、不適切で不親切なものがほとんどだった。もっとロジカルに説明してくれるものはないかと探したところ、"こじまぽん助"という料理研究家を見付けた。彼は、分子調理学という観点からロジカルに説明をしてくれ、さらにシンプルな食材を使い、料理法により素材の旨味を引き出す。彼が説明する「メイラード反応」や「カラメル化」の話は興味深く、特にフランス料理の「エチュベ」というテクニックが得意で、それを使った"カレー""豚汁"や"ポトフ"は旨味があり、僕の口にベストマッチだった。しかし、彼の方法でハンバーグも作ってみたが、どうも僕の目指している味とは少し違う。そして、色々な人のレシピを探してみると、人によって作り方が全く違うのに驚いた。
1.
具材に玉葱を入れる?(入れるなら、炒める v.s. 生)

2. パン粉は?(そのまま v.s. 牛乳に浸す)

3. 肉の捏ね方は?(しっかりv.s. 簡単に)

4. 焼き方?(強火 v.s. 弱火)

5. ジューシーさとは?(切って肉汁 v.s. 噛んで肉汁)

など、多くの疑問が湧いてくる。その一方でそれをロジカルに説明している動画レシピが全くない。

科学論文を書く時には、どこまでが解っていて(既存の論文を引用し)、どこがノイエス(新しい知見)かを知ることは最低限必要である。僕は20年余り大学病院に勤務していたためか、そんな風に考える習慣があるのだと思う。

そして、遂に、『男のハンバーグ道/ 土屋敦 日経プレミアシリーズ』という本を探し出した!これを見付けた瞬間、こんな人(男)がこの世の中に存在すること自体が、本当に嬉しくてたまらなかった。なんと言っても、題名が最高にいい!この本では、僕の全ての疑問点を、過去の料理法を顧みながら、実証してくれている。科学的なエビデンスに基づき使うべき食材を厳選し、料理法を選択し、至高のハンバーグレシピを作るために、本丸1冊分紙面を割いているのだ。無駄と思われる部分にこだわれる事こそが最高の贅沢であり、真の男の道なのだ!

詳細は本をご参照いただきたいが、これを読みながら、僕の頭の中を考えが廻った...
「これって、将に"引き算のレシピ"やな!?」

「そう言えば、ここ数年前からの、僕の音楽に対する考えと全く同じやぞ!」

「そうか!?これは道なのだ!」と。

僕の父が他界してから、かれこれもう10年になる。彼はずっと剣道をしており、最終的には七段範士だった。日曜日になると、近所にある刑務所の道場で稽古をして、そこの"日曜会"の会長までしていた。挙句の果てには、家に小さな道場まで作ってしまった。僕も父の影響で、小学校低学年の頃から剣道を始めて、一応二段を持っている(兄は五段)。今思うと、僕のこの凝り性な性格の形成は、この頃から始まっていたように思う。

父はいつも僕にこう言っていた。
「いつも、ドーンと面だけを打っていろ!」

「それで、相手に小手や銅を打たれて負けてもいい。いつかは、自分が打つ面が先に当たるようになる。」

「試合で負けても全然構わない。内容で相手に勝っていればそれでいい。」

僕は、中学時代に音楽を知ってしまったために、だんだん剣道への興味は薄れたとはいえ、一応大学時代まで続けていた。その間、試合に出場しても、ほとんど1回戦で敗退だった。でもこれこそが、いわゆる"スポーツ"と "道"の違いなのだ。

父は、剣道の名勝負のほとんどを、最初は無声の8mmから始まり最後はビデオテープに収めていた。稽古の後、剣道仲間や後輩達と近所で酒を飲んで食事をして、家に帰って皆でその動画を観ながら雑談するのが好きだった。ある時、僕も家にいたので、日本最高峰の二人(名前は忘れたが、おそらく八段と九段との試合ではなかっただろうか)の試合を一緒に観たことがある。もちろん、お二人とも枯れている(7080才代位か?)。互いの竹刀の剣先に緊張が伝わる。掛け声も大声ではなく、気が籠り絞ったような声が、かすかに聞こえる。いつ打つのかと目を凝らして見ていたが、なかなか打たない。そして、徐々に間合いが詰まり、もう一度仕切り直しとなる。それが何度か繰り返され、結局、最後まで打たずに終了した。父は「あそこで、打った方が負けなんや。」と、誇らし気に言った。僕は、半分笑いをこらえながら、なんとなくその意味が理解出来たように思った。

今思えば、これこそが『引き算の美学』だったのではないだろうか!

その後、僕は音楽へどんどん興味が向かい、Black MusicRootsをいろいろ紐解きながら、聴いたり歌ったりしていた。そして、このProfileにも書いているが、『Moments from this theatre / Dan Penn & Spooner Oldham(1999)』を初めて聴いた時、いらないものを全てそぎ落とし素材を大切にする、その『引き算の美学』にノックアウトされたのだ。

 

そう考えると、やっぱり「蛙の子は蛙」なんだなあとつくづく思う、今日この頃である。

 

#料理 #こじまぽん助 #ハンバーグ #男のハンバーグ道 #土屋敦 #音楽 #ダンペン#DanPenn #アメリカンルーツミュージック #AmericanRootsMusic #スワンプロック #SwampRock #父#剣道 #蛙の子は蛙 #新しい生活様式

 

FB"影響を受けた洋楽1曲バトン"。一日1曲、洋楽から7曲選曲し、毎日1人にバトンを回す企画が回ってきた。こんなのナンセンスなんていうミュージシャンもいたが、アルバムじゃなくて1曲、しかも7曲っていうのが絞りづらくて面白そうなのでやってみた。

1日目:

僕の洋楽への入り口は、中学生の時に聴いた、『この熱い魂を伝えたいんや/上田正樹&サウス・トゥ・サウス』と「憂歌団」の初めの4枚のアルバム。
基本ルーツを知らないと嫌な性格なので、その後、前者からSoul→R&B→P-Funk→Funk、後者からCountry Blues→Chicago Blues→Modern Bluesとブラックミュージック街道まっしぐらで聴くようになった。

で、1日目は、"Try a little tenderness / Otis Redding"

この曲は、中学時代に感動してその後、'85 LMC 88 Rock Fes. in Osakaに、「Money Makers」というバンドで出演し、"ベストボーカリスト賞"を受賞した時に歌った、思い出深い曲でもある。因みに、クラーレンス・カーターの"Snatching it back"も歌ったが、当時はこれがFame録音だったことなど知らず、後に解るのもまた面白い。

You Tubeには色んなバージョンがありますが、'65のバックもカッコいいLive versionで、"Try a little tenderness"をどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=X6BZ0wOs7QA

 

2日目:

僕が高校から大学にかけての時代、Soulのルーツを知りたくてGospelに興味を持ち始めた1980年前後。その頃は、もちろん日本にゴスペルブームもまだ来ておらず、なかなかアルバムも見つるのが大変だった。その入り口となった曲。
"A change is gonna come / Sam Cook"

その後10年程経って、また面白いことに、1992年のスパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演の映画『マルコムX』で偶然にも使用されていた。この映画は、大好きでVHSDVDも持っている。
教団(ブラック・モスラム)を脱退したマルコムが、自分でも教団から狙われてると知りつつ、最後となってしまう演説に向かう途中に、この曲が流れる。その時、僕は全身の毛穴が開くような感覚と深い感動を覚えたことは、今でも忘れない。

Malcolm X (映画):
https://www.youtube.com/watch?v=uvZ_lrmhSuU
Malcolm X
(本人):
https://www.youtube.com/watch?v=BopwaedExKo

 

3日目:

僕は、1990年前後に洋楽のカバーバンドの"Yellow contemporary"に、ボーカルで参加していた。当時は、フュージョンが全盛期で、特に楽器を演奏する人達は、こぞって16ビートを好み、チョッパーやらニュージャックスイングやらメロー等の言葉がよく使われていた。そんな中で、やっぱり"Soul"が大好きだった僕は、Soulの題材で、演奏は時代にマッチした洗練されたGroovyな曲を色々探していて、当時David Sanbornがそのような曲をよく取り上げていた。
で、3日目は、当時のバンド"Yellow contemporary"の定番曲

"Love and Happiness"

最初に聴いたのは、David Sanbornグループの超敏腕メンバー(David Sanborn - Sax, Marcus Miller - B, Don Grolnick - Key, Hiram Bullock - G, Buddy Williams - Dr)に、AWB Hamish Stuart Vo.に加わった演奏でこれもいいのだが、当時ご本家Al Greenの演奏を聴き直して、改めて感動したが、このノリは絶対に出せないと思った。

Al Green:
https://www.youtube.com/watch?v=mtrR8J-ZdBo

David Sanborn
https://www.youtube.com/watch?v=AAT8TgTtZVI

ついでに!

Papa was a rolling stone covered by Yellow contemporary

https://www.youtube.com/watch?v=d4-b5F4UTRs

 

4日目:

僕が1990年後半~2000年初めにかけて組んでいたバンドが、"Yellow contemporary" のギターを担当していた小松くんがリーダーを務めていた"Zazzaby"
当時どっちのバンドでも演奏していたような気がする、今日の洋楽1曲は、

"Cold Sweat / James Brown"

この曲は、JBの中でも、時代により色んなバージョンがあり、ゴージャスでノリノリで演芸っぽい感じもカッコいいんだけど、今は、発売当初のややテンポを落とした、ちょっとカスカスな感じで、メンメンと続くところが、好きかな
なかなか、このノリは出せないので、どうしてもテンポを上げて誤魔化してしまう。僕らは、超アップテンポから始まって、途中でテンポを半分位に落としたりして演奏していたけど、やっぱり本家にはほど遠かったなあ。

1967: 
https://www.youtube.com/watch?v=8bztE5IbQOo
Japan tour 1986

https://www.youtube.com/watch?v=4P25sQo48fc

ついでに!

Pump it up covered by Zazzaby

https://www.youtube.com/watch?v=RA9ChCjWaYQ

 

5日目:
僕は、Soulの中でもSouthern Soulが大好きで、艶と粘りのあるボーカルのジェームス・カーが大好きで、彼が歌う"Dark end of the street"がお気に入りだった。ある日、行きつけのNOLA料理とライブバーの店"gris-gris"に行き、『Moments from this theatre / Dan Penn and Spooner Oldham (1999)』のCDを紹介され、それを聴いてぶっ飛んだ

「なんだ、この空気感といなたさは!?」
ダン・ペンの芳醇な声とシンプルな生ギター、スプーナー・オールダムの音数を控えたアーシーなウーリッツァーとユーモラスとも感じる絶妙なコーラスは、不要なものをそぎ落とした、いわゆる「引き算の美学」だった。素材のもつ本来の良さと力強さが自然に心に沁み入り、包み込まれる。僕は、この新鮮な感覚を、その時「粋」と感じた。「音と音との隙間」、小説でいう「行間」の部分を楽しむ、そんな『Moments from this theatre』は、僕にとって新しい方向を示す、まさにバイブルになった。その後、このダン・ペンが"Dark end of the street"の作者だと知り、納得した。今まで、「Black is No.1!」と思い、ブラックミュージックのカバー曲を中心に歌ってきたが、この頃から、それが少しずつ脂っこく感じ、風通しの良さも求めるようになっていた。"Groove"から"Laid Back"へと変化するようになったのだ。
その後は、現在まで"Swamp Rock"まっしぐら

で、5日目は、
"Dark end of the street / James Carr"
https://www.youtube.com/watch?v=HC3AXQ8dPJM

和訳付き:
https://www.youtube.com/watch?v=Q1ItoACK-Jo
Dan Penn and Spooner Oldham:
https://www.youtube.com/watch?v=vOgdgX5IuC4

 

6日目:

Moments from this theatre / Dan Penn and Spooner Oldham (1999)』をきっかけにスワンプロックの道をまっしぐらとなった僕ですが、2008年に楽器屋さんの前を通りがかった時に、1本のアコースティックギターが目に留まりました。それが「K.YAIRI YF-018 B custom」、オールマホガニーの小ぶりなギター。一応高校の頃は、"内田勘太郎"のギターに憧れチャキのギターを買い、ジャズギタリストも好きで色々聴いてエレキも弾いていましたが、自分に才能が無いことに気付き、ボーカルに転向しました。しかし、このギターに一目惚れして購入し、何か「弾き語りやったら!?」と言われている様な気がしました。
その時に、頭にまず浮かんだ曲が、"Big City / Ry Cooder"。この曲は、PIONEER Lonesome Carboy CMソングで、『The Slide Area / Ry Cooder1982)』の日本版LPにのみ、ボーナストラックとして入っているB面最後の曲。
僕が長年もっていたギター弾き語りのイメージは将にこれで、学生の頃のように、可愛いヤイリギターちゃんを一日中弾いて練習していたことを思い出します。
そして、2009年遂に、遅咲きのギター弾き語り"アサキチ"として、洋楽カバーを中心に歌い、デビューすることになりました

ということで、6曲目は、僕の弾き語りの入口となった曲をお聴きください。

"Big City / Ry Cooder"
https://www.youtube.com/watch?v=ueKLSLyMJoA

それから10年余り、今年は原点回帰して、弾き語りの方も少しずつやっていこうかと思っています。

 

7日目:
7
曲だけとなると、やっぱり後ろ髪をひかれる思いがあるが、そんな未練がましいのもまたいいかな

スワンプロックの名曲に関しては、FM OH!"アサキチのぬかるみアワー Take you to the SWAMP!"やこのHPの厳選100CDでも、たっぷり紹介したので割愛します。

Black is No.1!」だった僕の目をCountryに少しだけ向けさせてくれたCDが、SoulCountryの有名ミュージシャン達がコラボした『Rhythm, Country and Blues / Various (1994)』。その後Countryに少し興味を持ち始めた頃に出会ったのが、"Dan Hicks"御大"
生前にライブを観られなかったのが、本当に残念です
全曲好きなんで、特にこの1曲というのが選べないから、この企画の趣旨からは外れるかもしれないんだけど、兎に角、これでいっときましょう!

"By Hook Or By Cook / Dan Hicks & his Hot Licks" (1972)
https://www.youtube.com/watch?v=hBGeQ0zSifc

いやぁ~、もうなんちゅうか~、ネオカントリーサイケ中華、ダサさの美の決定版、笑いと音楽の融合の究極形、唯一無二の存在感、超長~カッコいい、将に神って感じ

NOLA系を入れられなかったのが悔やまれます。

 

最後に、ファンの方からは、この企画で色んな曲を知ることが出来て自分の世界が広がったというメールを頂き、感謝すると同時に、ナンセンスな企画でなくてよかったと思いました。

前回は"俺のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ"の作り方を紹介しましたが、今回は究極!「昔ながらのナポリタン」の作り方をお届けします。

前回同様、これはあくまでもド素人の僕の完成形なので、料理人の方は、どうぞスルーしてください(^^;)

 

ご存知のように、ナポリタンは日本で生まれた食べ物で、前回も話したがイタリアからのスパゲティーは"和えもの"という感覚に対して、ナポリタンは完全に"炒めもの"であり、「ケチャップ炒めスパゲティー」という事になる。

今回も、YouTubeに挙がっているナポリタンの作り方を色々試してみたが、どうも目指す味が見つからない。麺をアルデンテにする人もいるが、これはまず論外。隠し味に、ウスターソースや中濃ソースを入れたり、ハチミツを加える人もいるが、これも何か邪道な気がする。ケチャップだけを先に炒めて酸味を飛ばす人もいるが、味が濃厚になり過ぎる。

僕の目指す味は、麺はモチモチだが外は香ばしく、具がたくさん入ってシャキシャキとした食感があり、ほんのり甘さの入ったケチャップ味の「昔ながらのナポリタン」だ!

そして、色々試行錯誤してたどり着いたのが、ケチャップを使ったナポリタンの発祥の店、横浜「センターグリル」のレシピだ。

ナポリタンの発祥の歴史に関しては、色々アップされています。

https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/1732

https://getnews.jp/archives/899860

https://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=44&from=

 

少し横道にそれるが、僕は"横浜"という街が大好きで、「横浜ホンキートンクブルース」の歌詞(作詞は俳優の藤竜也さん)の様に、ニューグランドホテルに泊まり、オリジナルジョーズにイタリアンも食べに行った。バー・シーガディアンⅡにも何度か通った。

上記のリンクを読んでもらえばわかるが、ナポリタン発祥の店と言われるニューグランドホテルのザ・カフェのナポリタンも食べた事はあるが、ここはトマトを使っているので少し高級感があり、僕の目指す味とは違っていた。

そして、「センターグリル」(ここには残念ながら行った事がない)のレシピがこれ。YouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=GTmYZ0r7LzA

 

ほとんどそのものだが、少しだけ変更した僕なりの「昔ながらのナポリタン」を紹介しましょう↓

 

用意するもの:

1.       スパゲティー(メーカー不問、細さ2.2mmAmazonで購入可能80~100g(センターグリルでは120g使用)

ナポリタン麺.jpg

2. 2000cc + 20g(1%:これが基本)

3. ハム(出来ればブロックのハム5060gをやや太めにスライス)あるいはウインナー4、5本を薄めにかなり斜めにスライス

*お好みで厚切りベーコンでもいいが、少し香ばしすぎるかな。

4. ピーマン1個(シャキシャキ感が欲しいので、線維方向に1cm弱位の厚さでスライス)

5. 玉ねぎ半分(これも同様に線維方向に)

6. マッシュルーム30g(生でも水煮でもお好みで)

7. ケチャップ50~70g(メーカー不問、麺の量によって変更)

8. 塩コショウ 少々

9. サラダ油

10. バター 5~10g

11. 30~40cc

 

作り方:

なるべく1人前ずつ作る

1.       前日に表記のゆで時間通りにスパゲティーを茹で、その後冷水にさらし、水をよく切り小さじ2杯のサラダ油を絡め、一晩寝かせておく(モチモチ感を出すため)。

 

当日:焼きソバを作る要領で

2.       フライパンを熱し、サラダ油大さじ2杯(センターグリルはマーガリン30gを入れているが、個人的にトランス脂肪酸が嫌なので)を入れ、強火で具材を一気に炒める。

3.       スパゲティーも入れ、しっかり炒める。

4.       塩コショウで味を整え、水を加え炒める(モチモチ感を戻すため)。

5.       終始強火で、ケチャップを加えさらに炒め酸味が飛ぶと、麺の色が赤からオレンジに変わってくる

6.       弱火にしてバターをサッと絡めて出来上がり。

ナポリタン2.jpgナポリタン3.jpg


今回も、スワンプロックみたいな、シンプルレシピでした❣


追記:好みにより、スパゲティーに香ばしさが欲しい方は、上記の作る順番の2.~4.を下記のように変更してください↓

2.       フライパンを熱し、サラダ油を大さじ2杯入れ、強火でスパゲティーを入れほぐす。

3.      水30ccを入れ、すぐ蓋をして1分半そのままで片面を蒸し焼きにする。スパゲティーをひっくり返して、またすぐ蓋をして片面を1分間蒸し焼きにする。

4.      具を入れて、スパゲティーと絡めて玉ねぎが透明になる位まで炒め、塩コショウで味を整える。

新型コロナウイルスの影響で、先月と今月のライブがキャンセルとなり、時間も出来たので、最近は、「究極!昔ながらのナポリタン」をほとんど毎日作って試行錯誤中だ。かなりいいところまできているので、そのうちここにでも作り方を紹介することにして、今回は、既に到達した"究極のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ"の作り方を紹介しよう。

但し、これはあくまでもド素人の僕の完成形なので、料理人の方は、どうぞスルーしてください(^^;)

 

ご存知のように、イタリア語で、アーリオはニンニクを、オーリオは油(特にオリーブオイル)を、ペペロンチーノは唐辛子を意味する。使うのはこの3つ(スリーコード)だけ。そして、無くてもいいが、パセリ(もう1コード、マイナー系か?)が入ったりすると、風味が出る。基本がシンプルな3素材(スリーコード)だけに、絶妙な火加減(サウンドのバランス)とタイミング(音の間)が重要となる。

将に、"スパゲティーのアメリカン・ルーツ・ミュージック"や~

 

僕はYouTubeにたくさん挙がっている"アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの作り方"を片っ端から見てみると、微妙に分量や火加減がそれぞれ異なっており、一定なものが無いため、僕なりに試行錯誤し、その最終形にたどり着いたので、そのレシピを記載しておくことにした。

 

なお、YouTube動画のうち、以下のものは参考にしなかった。

1. 自分の経験のみを伝え、なぜそうするのかというロジカルな部分が全くない。

2. 火加減や分量や時間を詳細に記載していない。

3. いい加減でふざけている。

4. ビジュアルが悪い。

 

まず、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノとは、ニンニクと唐辛子の味と風味がたっぷり入ったオリーブオイルに細めのスパゲティーを和えたものである。

出来れば1人前ずつ、多くても2人前ずつ作ること。

 

用意するもの:

1. スパゲティー 100g (メーカー不問、早ゆでタイプは禁。細さは1.5mm前後)

2. 1000cc + 10g(1%0.81.5%も試したが、やはりこれが王道。人体の組成に近い。)

*スパゲティーの袋の裏には、たっぷりの水で茹でると記載しているが、今回はオリーブオイルと水分とを乳化(のようなもの)を促進するには、スパゲティーからの小麦粉が多く入った茹で汁の方がいいので、水は敢えて少な目にした。

3. ニンニク12片(スライスかみじん切りかそのまま潰すかはお好みで)

4. オリーブオイル(ピュア)30cc、最後に香り付けにエクストラバージンオイルを少し(無くてもOK

*エクストラバージンオイルとピュアの違いについて

5. 唐辛子12個(種は辛いので捨てる。ヘタを取ってそのままでもみじん切りでもOK

(6.) イタリアンパセリのみじん切り

 

作り方:

1. 1000ccの水を沸騰させて、塩10gを入れ、スパゲッティーをゆで時間の1分~1分半前にセット。

2. フライパンを温めずに30㏄のオリーブオイルを入れ、フライパンを傾け溜まるようにして、ニンニクを入れる。その後、弱火でニンニクの風味と味をオリーブオイルにじっくり移していく。唐辛子は後で加える。

3. オリーブオイルに気泡が出てくるので、ニンニクが焦げないようにひっくり返し、少し色付いたら、スパゲティーのゆで汁を約60cc加え強火にして、フライパンを揺すりながら手早くよくかき混ぜて、乳化させる。

4. スパゲティーが茹で上がるまで、一旦火を止める。

5. 茹で上がる30秒前に、フライパンを中火にしてよくかき混ぜて待機し、茹で上がったスパゲティーを湯切りせず直接フライパンに入れ、弱火にしてよくかき混ぜ、乳化させる(しっかり和える)。

この時、汁の色ととろみを見ながら、必要であれば少量ずつゆで汁を追加する。

スパゲティーの理想のゆで時間まであと1分~1分半なので、その間ひたすらよくかき混ぜてしっかり乳化させる。

(6.) エクストラバージンオイルを、香り付けに少しかけて、よく混ぜて完成。

(7.) イタリアンパセリは、スパゲティーをフライパンに投入する直前に加えても、完成後上から振りかけてもお好みで。無くても大丈夫。

ペペロンチーノ (2).jpg

新型コロナウィルスの影響で、家に閉じ籠ることが多いからか、最近、結構マメにブログを更新中のアサキチですw

さて、またまた出来上がりました❣

長女が作ったMV2弾『Turning Point』をYouTubeにアップしました。

今回は、このHP「ダンペン訪問記」にも書いていますが、その時のNashvilleからMuscleshoalsまでの道程を、70年代風のロードムービーに仕上げてみました。

そこに、大阪梅田Azulで行った『ぬかるみ天国Ⅱ(セカンド)発売記念ライブ』の映像を一部加えて、観光っぽくならないように気を付け、あくまでもMVという意識で作りました。

少し時間はかかりましたが、ダンペンからもYouTubeに載せていい許可を頂戴しています。

それでは、是非お楽しみください。

『アサキチ - Turning PointMV】』

 

このHPPROMOTION Videoのところにも挙げています。

どんどん、シェアもお願いします!


これで、アサキチ【MV】3部作の完成です。

次は、"南部女とフライドチキン"をMemphisで撮影してきたいかなかな~!?

久しぶりの名古屋でのライヴ、前回は1st.CDのレコ発で行ったと思うので、かれこれ4年くらい経つかなあ。
前回は新幹線で行って帰りの駅のきしめんが旨かったな。
今回は、ぬかるみ天国3とキムガンホ君の4人で、車で向かった。
大阪から第2京阪~京滋バイパス経由で名神高速で行くと、行きは雨だったので少し時間がかかったが、帰りはなんと2時間強で着いた。
昔とはえらい違うもんだ。
これは楽チンなので益々名古屋でのライブの機会も増えるかもね。

初日(2/22)は前回と同じお店"Slow Blues"で、前回と同じ僕の大学の先輩のバンド"Monochrome"との対バン。
Monochromeさんは、しっかりしたテクニックに裏打ちされたソウル&AOR系のメジャーな曲をカバー♪
さすがの円熟味のある演奏でした。次回は、一緒に演奏してもらいたいなあ~♫
そして、僕ら"ぬかるみ天国3&キムガンホ"
この日は、「音楽漫談」みたいになってしまいましたが、愉快に演奏させていただきました!

20200222@SlowBlues3.jpg 

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それから、ライブハウスの向かいの"風来坊"へ行って、この日はどうしてもソウルバーに行きたかったので、ホテルのある栄町に帰って、うろうろ。
何やら臭いのする方へ惹きつけられて行くと、見つけました!
"Karnels Bar"
Karels1.jpeg Karnels2.jpeg
古びたビルの3F、まず初訪問では入れないムードが漂う。
思い切って、ドアを開けると、お客は僕らだけ、そして見るからにマニアックなマスター。
そして、超マニアックなSweet Soulが流れる♬
ここ、ココに僕は来たかったのだ!
僕の音楽の師匠であるホーリーも大喜び。
ホーリーのリクエストに、マスターも徐々に乗ってきて、「このレコード3年ぶりにかけますわ」とか言って、サウンドシャワーをたっぷり浴びながら、今夜も夜に溶けるのでした。。。

さて、名古屋2日目(2/23)は、初めてのお店、新栄町の"Hunny-Bunny"へ
ここは、友達の大好きなミュージシャン"JabBee"に紹介してもらった。
お店に着いて、これは思っていた通りの空間。
ソファーがあって、お店に音が染みついていて、かなりいい感じ。
いろんなミュージシャンが口コミでやってくる理由がわかる。
ほんで、今日はワンマンなので、お客さんが来てくれるかどうか不安だったけど、なんといっぱいお越しくださって、ありがとうございました!
たっぷり2ステージお届けしました♫
そして、"ぬかるみ天国3&キムガンホ"のアー写がなかったので、ここでパチリ!

アー写4.jpg

その後は、深夜の"味仙"へと、、、名古屋フルコースでした。

ご来場いただいたお客様、そしてCDまでご購入いただいたお客様、お店の皆様に感謝します❣
また、近いうちに名古屋に伺いま~す。


先日、阿倍野のザ・ロック食堂で、念願の長田"Taco"和承さんとご一緒することができた。
ぬか天3meetsタコヤキさん@ロック食堂(20200215).jpg

そもそも、前回のザ・ロック食堂出演時(Annieky A Go Go! 山浦智生とのコラボ)に、Tacoさんのギター教室の生徒さんでもある、今回OAもしてくれた中山知子ちゃんが観に来てくれていて、マスターのコリンちゃんの働きかけで実現出来たライブだった。
Tacoさんのスライドギターと僕らの音楽が絡み合い、どんな風が流れるか楽しみだった♪
Tacoさんの携帯のSMSに「事前に何かしておくことはありますか?」と尋ねたところ、「なんにもないでしょう!」と来た。
最高!
とは言え、小心者の僕はコード譜だけは持参したのであった。
とりあえず、リハ♫ なんともいい感じだぞ♨

そして、ザ・ロック食堂に出る時にはいつも楽しみな、近所の力餅へGo!
もちろん頼むのは"カレーうどん(全部)"
カレーうどん(全部).jpg

超満員の中、まずは「中山知子」ちゃんが、ウクレレ弾き語り(オリジナル)でおじ様達をノックアウト
NYのBDC (Broadway Dance Center)の留学から、長女が帰って来た。
そして、彼女がMVを作ってくれるというので、彼女のContemporary Danceから想像して、アサキチ2nd.CD『ぬかるみ天国Ⅱ』の中の"なんでもない1日"をリクエストした。
彼女は、最近映像にもかなり凝っていて、Danceも映像も全て彼女に任せた。
今まで住んでいて、こらからも住む予定の宮崎の青島(サーフィンのメッカで、彼女はサーフィンもする)で撮影したらしい。
その動画に、僕が少し注文を付けて、完成したのがこのYouTube


このHPのvideoのところにも貼り付けています。

僕としては、かなり気に入っています❣
是非一度、ご覧ください。

今後、"Turning Point"や"南部女とフライドチキン(Memphis Women and Fried Chicken)"の動画も計画中♪

2020年は?

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またまた、大分経ってのブログ更新となりましたw

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年は、ホント変化に富んだ1年でした。
まずは、
7月に、"オープンリール使用ハイブリッドREC 久保田麻琴氏マスタリング"の2nd. New CD『ぬかるみ天国Ⅱ/アサキチ』を出しました。
その中に、僕の3人娘に向けて、Muscle Shoals Soundを意識した6/8の"Turning Point"という曲を作りましたが、CD発売時には、元号までが"平成"→"令和"に変わり、まさに文字通りの年となりました。
それから、何と言っても、8月に、僕のアイドル"Dan Penn"に会いに、家族全員とホーリーでナッシュビルに行けたという夢のような出来事もありました。
このHPに"ダンペン訪問記"というページを作りました。秘蔵の写真や動画もありますので、是非ご覧ください!
レコ発ライブは、大阪で2回、東京、神戸、和歌山で行い、多くのお客様に来ていただき、大盛況でした。
改めて、御礼申し上げます。
今年は、名古屋で2月に決定しておりますが、京都や奈良にも行けたらなと思っています。

そんなこんなの濃ゆい1年だったためか、12月にライブを入れていなかったせいもあるのか、年末は何か虚脱感のためかやる気が起こらす、正月には少し体調を崩すなどもあり、考えることを停止し、引き籠ってておりました。すると、その充電効果があり、またまた、もくもく復活してきました~❢
今は、2020年にしたい色んな事がどんどん見えてきました。

まず、2020年全般のキーワードは、"鈍感力" "おおらかさ" "ポジティブ"の3本柱で!!!
音楽としては、"努力はひとつの才能、地に足をつけて"、かなり積極的にいきたいと思っています。
具体的には、ホームの"S.O.Ra"での定期的なライブ、ぬかるみ天国3やアサキチ単独でのライブ、代表的なイベントへの参加、MV制作、New Album 『Duets』制作、etc.色々頭をめぐります。

というわけで、皆様、今年もよろしくお願いします❢

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