前回は"俺のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ"の作り方を紹介しましたが、今回は究極!「昔ながらのナポリタン」の作り方をお届けします。
前回同様、これはあくまでもド素人の僕の完成形なので、料理人の方は、どうぞスルーしてください(^^;)
ご存知のように、ナポリタンは日本で生まれた食べ物で、前回も話したがイタリアからのスパゲティーは"和えもの"という感覚に対して、ナポリタンは完全に"炒めもの"であり、「ケチャップ炒めスパゲティー」という事になる。
今回も、YouTubeに挙がっているナポリタンの作り方を色々試してみたが、どうも目指す味が見つからない。麺をアルデンテにする人もいるが、これはまず論外。隠し味に、ウスターソースや中濃ソースを入れたり、ハチミツを加える人もいるが、これも何か邪道な気がする。ケチャップだけを先に炒めて酸味を飛ばす人もいるが、味が濃厚になり過ぎる。
僕の目指す味は、麺はモチモチだが外は香ばしく、具がたくさん入ってシャキシャキとした食感があり、ほんのり甘さの入ったケチャップ味の「昔ながらのナポリタン」だ!
そして、色々試行錯誤してたどり着いたのが、ケチャップを使ったナポリタンの発祥の店、横浜「センターグリル」のレシピだ。
ナポリタンの発祥の歴史に関しては、色々アップされています。
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/1732
https://getnews.jp/archives/899860
https://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=44&from=
少し横道にそれるが、僕は"横浜"という街が大好きで、「横浜ホンキートンクブルース」の歌詞(作詞は俳優の藤竜也さん)の様に、ニューグランドホテルに泊まり、オリジナルジョーズにイタリアンも食べに行った。バー・シーガディアンⅡにも何度か通った。
上記のリンクを読んでもらえばわかるが、ナポリタン発祥の店と言われるニューグランドホテルのザ・カフェのナポリタンも食べた事はあるが、ここはトマトを使っているので少し高級感があり、僕の目指す味とは違っていた。
そして、「センターグリル」(ここには残念ながら行った事がない)のレシピがこれ。YouTubeはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=GTmYZ0r7LzA
ほとんどそのものだが、少しだけ変更した僕なりの「昔ながらのナポリタン」を紹介しましょう↓
用意するもの:
1.
スパゲティー(メーカー不問、細さ2.2mm、Amazonで購入可能)80~100g(センターグリルでは120g使用)
2. 水2000cc + 塩20g(1%:これが基本)
3. ハム(出来ればブロックのハム50~60gをやや太めにスライス)あるいはウインナー4、5本を薄めにかなり斜めにスライス
*お好みで厚切りベーコンでもいいが、少し香ばしすぎるかな。
4. ピーマン1個(シャキシャキ感が欲しいので、線維方向に1cm弱位の厚さでスライス)
5. 玉ねぎ半分(これも同様に線維方向に)
6. マッシュルーム30g(生でも水煮でもお好みで)
7. ケチャップ50~70g(メーカー不問、麺の量によって変更)
8. 塩コショウ 少々
9. サラダ油
10. バター 5~10g
11. 水30~40cc
作り方:
なるべく1人前ずつ作る
1.
前日に表記のゆで時間通りにスパゲティーを茹で、その後冷水にさらし、水をよく切り小さじ2杯のサラダ油を絡め、一晩寝かせておく(モチモチ感を出すため)。
当日:焼きソバを作る要領で
2.
フライパンを熱し、サラダ油大さじ2杯(センターグリルはマーガリン30gを入れているが、個人的にトランス脂肪酸が嫌なので)を入れ、強火で具材を一気に炒める。
3.
スパゲティーも入れ、しっかり炒める。
4.
塩コショウで味を整え、水を加え炒める(モチモチ感を戻すため)。
5. 終始強火で、ケチャップを加えさらに炒め酸味が飛ぶと、麺の色が赤からオレンジに変わってくる。
6. 弱火にしてバターをサッと絡めて出来上がり。
今回も、スワンプロックみたいな、シンプルレシピでした❣
追記:好みにより、スパゲティーに香ばしさが欲しい方は、上記の作る順番の2.~4.を下記のように変更してください↓
2. フライパンを熱し、サラダ油を大さじ2杯入れ、強火でスパゲティーを入れほぐす。
3. 水30ccを入れ、すぐ蓋をして1分半そのままで片面を蒸し焼きにする。スパゲティーをひっくり返して、またすぐ蓋をして片面を1分間蒸し焼きにする。
4. 具を入れて、スパゲティーと絡めて玉ねぎが透明になる位まで炒め、塩コショウで味を整える。